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マイジャーナル / 2003年7月〜9月 サマージャズフェスティバル, NHK“セッション505” |
夏といえば、ジャズフェスティバル。屋外でのパフォーマンスは開放感あふれるもので、わくわくするような歌や演奏を味わうことができます。7月27日に横浜子ども自然公園にて行われた「2003旭ジャズまつり」では、角田健一率いるビッグバンドと共演することができました。全身が興奮に包まれるような、忘れられない経験となりました。バンドは最高のメンバーで、角田健一のアレンジは音階、テンポ、リズム共に幅広く構成され、大変素晴らしいものでした。こうしたサウンドに私の気持ちも高まり、歌もその場を超えて空に舞い上がるかのようでした。ミュージシャンの顔ぶれも、デキシー、伝統的なスウィングジャズから現代のジャズに至るまで、魅力的なものでした。そしてよく知ってはいるけれども、まだ一緒に演奏したことがない、北村英治、今田 勝、そして向井滋春の姿もありました。午後の早い時間から始まり、アマチュアバンドもフィーチャーで参加しました。興奮冷めやらぬ、音楽に満ちた夜でした。本当に楽しかった!
8月に入ると、「くっちゃんジャズフェスティバル2003」で歌う機会に恵まれました。フェスティバル会場の中でも美しい場所のひとつである、北海道・倶知安は息を呑むような美しさで、まさに大自然の作り出した楽園でした。今回はいつものメンバー、ピアノの大石学、ベースのグレッグ・リーに、そして初めて一緒に演奏をすることとなったドラマーの原 大力が加わりました。日中は雨が降っていたのですが、幸運なことに演奏が始まる直前になって晴れ上がりました。完璧な美しさを見せる火山、羊蹄山はステージの見事な背景となりました。言うまでもなく、良い音楽というのは自然と生まれるものですが、私自身もその1つひとつを楽しむことができました。さらに、この地域にはパウダースノーで有名な、日本で最も古いスキー場、ニセコがあります。スキーには絶好の場所ですから、冬にまたぜひ訪れたいと思っています。
ショーの後は、すぐに次の、ここもまた美しい洞爺湖のウィンザーホテルへと移動しました。何がそれほどまでにGIGを特別で忘れがたいものにしたか、と言いますと、何といっても美しい景色です。音楽をつくり出すというマジックに、香りと味を付け加えてくれたのですから。会場となったホテルは丘の上に見事に配置され、神秘的な洞爺湖、遠くに映える山並み、そして太平洋が広がる光景は、まるでスイスを思わせるようで本当に素晴らしく、思わずため息が出たほどです。運悪く、その日は深い霧に覆われていましたが、またいつかぜひとも戻ってきたい、と思う場所となりました。
9月に入ると、いつものメンバーと、久しぶりに京都の“RAG”でGIGを行いました。そのライブハウスはジャズシーンでは有名は場所ですが、ジャズにとどまらず、時にはロックやブルース、そしてポップスなど、さまざまなジャンルの演奏が行われています。目立つ場所にあるわけではありませんし、店内の内装は極めてシンプルですが、生演奏を楽しめる素晴らしいサウンドシステムがあります。翌日、大阪の”Mister Kelly's”では素敵なお客様に囲まれ、東京の類まれな才能の持ち主であるミュージシャンと一緒に演奏しました。最近改装され、ジャズクラブという雰囲気は以前より増したように思います。ファンキーなジャズシンガー、越智順子がフラリと立ち寄ってくれ、共に楽しいひと時を過ごすことができました。
レギュラーユニットは私の大のお気に入り、つまりベストメンバーであり、彼らと演奏できることを大変光栄に思っています。私が信頼しているピアニスト、大石学はピアノの達人であり常に進化し続けています。彼の存在がジャズのハーモニーと感性において常に私を成長させてくれているのです。そんな私たちは、9月7日に、NHKセッション505にてレコーディングを行いました。ゲストにトランペットの原朋直を迎え、ベースにはグレッグ・リー、ドラムにはセシル・モンローのメンバーです。たくさんのお客様と友人たちが聴きに来てくれて本当に幸せでした。スタジオは満員で、半数以上の方たちが立ち見という状態でした。後から友人たちが「席は足りなかったけれど、最高のパフォーマンスで本当に素晴らしいサウンドだった」と話してくれました。まさに刺激的な1日で、そしてお客様も最高でした。
さて、再びツアーへ。今回は金沢の“もっきりや”からのスタートとなりました。いつもメンバー、大石、そしてベースの佐藤 慎一に、愛すべきドラマー、原大力が参加してくれました。ステージでの彼のおどけた仕草は、見る者を楽しませてくれ、私たちは楽しい時を過ごすことができました。美しい自然を有するこの城下町はたくさんの音楽にあふれ、気分をゆったりとさせてくれます。忘れられないGIGが1つあります。普通は女性が舞台に上がることができないという能楽堂でショーを行ったこと。ジャズやボサノバのコンサートとしては非常にユニークもので、良い経験でした。
さらに東海地方に移動し、intelsat(愛知・幡豆郡)、Star Eyes(名古屋)、VIEBO(四日市)でGIGを行いました。原さんがセシル・モンローと交代し、また毎晩新しい音楽が展開していきました。私たち1人ひとりが、それぞれに工夫を凝らし、新しい発見をしているのですから、お客様も新鮮でエキサイティングだったことでしょう。そして、こうした新たな方向性を受け入れ、楽しんでいる私がいたことは言うまでもありません。
まだまだ、これからエキサイティングなGIGが続きます。私たちの演奏で皆さんを楽しませることができれば、と願っています。 |
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| チャリート |
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